東京優駿
『ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になることより難しい』
byウィンストン・チャーチル
(政治家・元イギリス首相)
元より日本でも3冠の称されてるクラシックレースでは
皐月賞…『最も速い馬が勝つ』
菊花賞…『最も強い馬が勝つ』
そして
日本ダービー…『最も運のいい馬が勝つ』
と言われてきました。
3年前に生産された競走馬の中から無事デビューし、その中でも出走が出来るのは勝ち抜き選ばれた18頭です。さらに、当日先頭でゴールを駆け抜けた一頭のみがダービー馬の称号を得ることが出来ます。
日本競馬界で一番の称号を得るのはどの馬か!
様々な視点から分析し、予想をしていきます。
私自身も今年は今のところプラス収支、魔境の夏競馬に突入するまでにプラス域は広げておきたいものです…笑
まず、舞台となる東京2400mのデータからおさらいします。
(重賞ナビ様より引用)
https://navi-keiba.com/coursedata/tokyo/t2400
人気決着になることが多く、人気馬への信頼は高いと言えます。
好成績は内枠です。
穴馬を狙うのであれば内枠の馬が良いでしょう。人気馬に関しては直近5年のダービーでは8枠に入った人気馬が
2021年サトノレイナス(2番人気5着)
2018年ワグネリアン(5番人気1着)
2017年アドミラブル(1番人気3着)
とそこまで悲観する内容では無く、基本的に人気薄が馬券に絡んでいないだけで成績が悪く見えてしまってるという点には気をつけたいです。
血統的には断然サンデーサイレンス系種牡馬が有力です。
特にディープインパクト産駒は日本ダービーと非常に相性が良く、直近10年で脅威の7勝(他ハーツクライ1キンカメ2)
去年のエピファネイア産駒エフフォーリアがディープインパクト産駒シャフリヤールにゴール前に僅差で敗れた結果からも分かるようにロベルト系やSadler's Wells等のパワー系の血統では厳しいスピード勝負になることが多いです。
さらに補足すると、ディープインパクト産駒の中でも母父に米国系のスピードが内包されている馬には注目です。
前置きが長くなってしまいましたが…出走馬番順に分析をしていきます
⑴能力指数
⑵血統
⑶枠・展開
⑷調教
能力指数は18頭の各順位
その他はA.B.Cの3段階評価とします。
- ①アスクワイルドモア(岩田望)
- ②セイウンハーデス(幸)
- ③アスクビクターモア(田辺)
- ④マテンロウレオ(横山和)
- ⑤ピースオブエイト(藤岡佑)
- ⑥プラダリア(池添)
- ⑦オニャンコポン(菅原明)
- ⑧ビーアストニッシド(和田竜)
- ⑨ジャスティンパレス(Mデム)
- ⑩マテンロウオリオン(横山典)
- ⑪ジャスティンロック(松山)
- ⑫ダノンベルーガ(川田)
- ⑬ドウドゥース(武豊)
- ⑭デシエルト(岩田康)
- ⑮ジオグリフ(福永)
- ⑯キラーアビリティ(横山武)
- ⑰ロードレゼル(Dレーン)
- ⑱イクイノックス(Cルメール)
①アスクワイルドモア(岩田望)
⑴能力指数…5位
⑵血統…B
⑶枠・展開…A
⑷調教…B
②セイウンハーデス(幸)
⑴能力指数…11位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B
③アスクビクターモア(田辺)
⑴能力指数…8位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…A
④マテンロウレオ(横山和)
⑴能力指数…18位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B
⑤ピースオブエイト(藤岡佑)
⑴能力指数…7位
⑵血統…C
⑶枠・展開…B
⑷調教…B
⑥プラダリア(池添)
⑴能力指数…9位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…B
⑦オニャンコポン(菅原明)
⑴能力指数…13位
⑵血統…B
⑶枠・展開…A
⑷調教…A
⑧ビーアストニッシド(和田竜)
⑴能力指数…14位
⑵血統…C
⑶枠・展開…B
⑷調教…B
⑨ジャスティンパレス(Mデム)
⑴能力指数…17位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B
⑪ジャスティンロック(松山)
⑴能力指数…16位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B
⑫ダノンベルーガ(川田)
⑴能力指数…6位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…A
⑬ドウドゥース(武豊)
⑴能力指数…3位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…A
⑭デシエルト(岩田康)
⑴能力指数…10位
⑵血統…B
⑶枠・展開…C
⑷調教…A
⑮ジオグリフ(福永)
⑴能力指数…1位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…A
⑯キラーアビリティ(横山武)
⑴能力指数…15位
⑵血統…A
⑶枠・展開…C
⑷調教…C
⑰ロードレゼル(Dレーン)
⑴能力指数…12位
⑵血統…A
⑶枠・展開…C
⑷調教…B
⑱イクイノックス(Cルメール)
⑴能力指数…2位
⑵血統…B
⑶枠・展開…A
⑷調教…B
続いて本命発表です⤵︎ ⤵︎
以上の点を踏まえて私の日本ダービーの本命は…
⑬ ドウドゥースです。
この馬を推したいポイントが3点あります。
1点目はこの馬の強みである「安定感」です。
相手なりに順当に走り、速い上がりを使える点が魅力的です。前走はダービーを見据えた後方待機からの直線で競馬に参加したような形でした。軒並み上位勢が前方の中後方から追い込んでダノンベルーガを差せたのは非常に優秀です。
2点目は「レースレベル」です。
世代戦で特に重要となるのは各ステップレース等のレベル比較です。個人的にこの世代でハイレベルだったと考えているレースは
「皐月賞」
「朝日杯」
「共同通信杯」です。
上記のレース中2つで好走した当馬は当然有力視で問題ないでしょう。
3点目は「 ダービーと朝日杯の関係性 」です。
近年、ダービーでは朝日杯で好走した馬の激走が目立ちます。
2021年ステラヴェローチェ(9番人気3着)
2020年サリオス(2番人気2着)
年々高速化してる東京競馬場、そして適正距離よりも力関係が重要になる世代戦において世代トップレベルのスピードがより求められるようになったと考えられます。
以上が私の日本ダービーの予想です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
良いダービーDayを
次回も何卒。
クリストフ・ルメールという漢
皆さん、お久しぶりです。
秋競馬も始まり、年末の有馬記念まで一気に競馬が盛り上がっていく最中で私自身も高ぶっています。
そんな今週は菊花賞。今年は改修工事の兼ね合いで阪神競馬場で開催されます。
ところで突然ですが……
皆さんはクリストフ・ルメールというジョッキーを知っていますか?
クリストフ・パトリス・ルメールは、フランス出身の騎手。京都府京都市右京区在住。日本中央競馬会 所属。 2018年に年間215勝を挙げ、それまでの年間最多勝記録であった2005年の武豊の212勝を更新した。 (Wikipediaより引用)
まぁ簡潔にまとめるとルメールジョッキーは日本のトップジョッキーです。
ことGIにおけるルメールジョッキーの信頼度は絶大なのは周知の事実ですが成績としては
(29・15・10・52)
※(1着・2着・3着・着外)
2016〜2020年のデータを使用
勝率27.4%
連対率41.5%
複勝率50.9 %
単勝回収率98%
複勝回収率89%
みんな大好き川田将雅ジョッキーと比較すると…
(8・13・10・59)
勝率8.9 %
連対率23.6%
複勝率34.4%
単勝回収率59%
複勝回収率77%
千鳥のノブさんもこう嘆くほどの衝撃的なデータです。
さらに最も成績の良い阪神競馬場、距離2500m以上での成績は単勝複勝回収率どちらも100%を優に超えています…
まぁ何が言いたいかというと菊花賞自信の本命は
◎オーソクレースです。
『長距離戦は騎手』という競馬格言があるほどですから日本にいるジョッキーの中で最も信頼のできるクリストフ・ルメールジョッキーに最後の一冠を託したいと思います。
次回も何卒。
甲乙つけよう 桜花賞編
皆さん、お久しぶりです。チキン南蛮です。
2021年もクラシックの季節がやってきました。去年の牝馬クラシックは全勝(牡馬は全敗)を達成できたので今年も完全的中を目指して頑張りたいと思います。
早速、本題に入りますが同世代戦において、私が重視しているポイントがあります。
それは・・・
現時点での完成度
です。
つまりトライアル、本番を含めたレースでどのレース・どの馬がレベルの高いパフォーマンスをしていたかを精査するということです。
世代戦では血統による成長曲線や能力自体の違いで適正云々よりもどうにかなってしまうことが多々あります。
言い換えれば本当に強い馬を探すことを意識した方が良いという考え方です。
この考え方に沿って印をつけていきます。
(レースレベルについては完全に個人の見解です。ご了承ください。)
今年の牝馬において最もレベルが高いレースだと感じたのは阪神JFです。
地力が問われるレース内容や勝ち馬含めその他の馬もトライアルレースで好成績を収めていることからも桜花賞でも重視すべきだと考えました。
2番手として挙げたいレースはクイーンCです。
持続力の問われる内容なだけに馬券内馬は相対的に能力が高いと感じました。
次点でチューリップ賞です。
乱ペースや出走馬のほとんどが1勝馬であったことからもあまり買いたくのないレースですが、メイケイエールとエリザベスタワーはその中でも能力は多少示せたように見えました。
その他のトライアルレースについては今回は基本的に軽視します。軽視する中でも買い要素のある馬についての解説をします。
ファインルージュ
フェアリーSの勝ち馬で2着馬のホウオウイクセルが次走で重賞勝ちしていることからも能力は高いと思いますし、福永Jが調教から跨っている点からもやれてもおかしくないと思います。
以上の点を踏まえた私の本命は・・・
◎サトノレイナスです。
レベルの高い阪神JF2着、勝ち馬の血統的なマイナス点も考慮すると現時点で1番強いと判断しました。ルメール騎手が乗るのも納得です。
それ以下の印は
〇アールドヴィーヴル
本命級の対抗、ガレていなそうならこれからの馬券もありだと思います。
▲アカイトリノムスメ
能力で来ちゃいそう系、オークスで狙いたいです。
△ソングライン
一切触れませんでしたが、期待してる馬です。
「桜花賞は上がり勝負」ですので上がりの使えそうな馬で池添Jなのもナイス。
☆ソダシ
クロフネ産駒で上がり勝負にはそこまで強くない印象、調教も抜群で能力も最上位ですが1番人気が勝たない流れに乗ってみたいと思います。
☆ファインルージュ
上述のように能力的にはやれてもおかしくない馬です。牝馬の福永!個人的にコントレイルの鬱憤を晴らして欲しいです。
余裕があれば…紐候補(3連系など)
ククナ
メイケイエール
エリザベスタワー
となっています。
「印多すぎるだろ!」と自分でもツッコミたくなりますが、利益を考えるのではなく、負けないことを意識するのが重要です。下手に勝負して点数を減らして0円よりも点数増やしてのプラス収支の方が納得すると思います。
雨の影響で桜は散ってしまっていますが、懐が満開に咲くことを祈っています。
次回も何卒。
総決算 有馬記念編(後)
皆さん、こんにちわ。チキン南蛮です。
前編では有馬記念、全頭診断を行いましたが想像以上の方に閲覧してもらいとても嬉しかったです。
有馬記念は普段競馬をやらない人でも少し買ってみようかな?と思うレースだと改めて感じました。
その点も含めて今回は長い説明は無しで印と少しの解決だけでおわろうと思います。
僕の有馬記念の印を発表します。
◎ ⑨クロノジェネシス
枠も文句なし、グランプリ制覇へ
〇 ②ブラストワンピース
今年のGIはどのレースも適正外、優勝した有馬記念で復活か?
▲ ⑩カレンブーケドール
崩れないタイプ、最終追い切りが南Wなら本命の予定でしたが坂路での仕上げだったので評価を下げました
△ ⑫オーソリティ
3歳馬が何より成績がいい有馬記念、前走は久しぶりにも関わらず古馬相手に快勝、勝ち負けしてもおかしくない
☆ ⑤ワールドプレミア
前走の内容が◎、1回叩いて上積みも見込める
注 ⑬フィエールマン
結局、ルメールだよね的なことがありそうなので一応紐には入れる。脚部の不安もあり積極的には…
大穴 ①バビット(夢の万馬券を狙う人は...!)
有馬記念は内の方が有利、内が有利!では無く内の方が!有利。単騎逃げで夢は持てる。
今年はブログを初めて自分の予想を見つめ直すキッカケにもなりました。
見てくれた読者の皆さんありがとうございました。
良いお年を。
次回も何卒。
総決算 有馬記念編(前)
皆さん、こんにちわ。チキン南蛮です。
ついにやってきました、今週は有馬記念。
普段競馬をやらない人でも名前は聞いたことのある年末のビッグレースです。
今回は枠順確定前なので深く考察を書くことは出来ませんが、初めて生意気にも全頭診断をしたいと思います。
私は毎週毎週予想のルーティーンとして月、火曜日に買いたいな、気になるなという馬に目星をつけてその上で枠順が決まった後に印をつけるという作業を行っています。
(イメージ)
意外とこれが良くて最初に直感で「いいな」と思った馬は案外きます(笑)直感を大事にしたいという意味でここに書き留めていきたいと思います。
評価はS.A.B.Cでしていきたいと思います。
(登録馬が多いので全馬に考察を書くことは出来ないのでご了承を)
※数字はファン投票順位
(netkeiba.comから引用)
【出走可能圏内】
サラキア B
晩成タイプのディープ産駒の牝馬、牝馬重賞路線をコツコツと頑張ってきたタイプ故に前走はメイチ仕上げの可能性大、距離自体も鞍上のファインプレーで耐えた印象があるので今回距離延長では怪しいか?
骨折などもあり残念ながらクラシック路線では活躍できなかった素質馬、正直なところ取捨が難しくて分からない一頭でそういう場合は買おうと思っている(菊花賞のアリストテレスでも同じことを書いた)底を見せていない反面、これほどのレベルの馬たちと戦ったことがなく前走よりも斤量差がなくなるので軸には出来なそう。
この馬の必勝パターンは単騎でスムーズに逃げられた時、今回は同型も多いので微妙、何度も言うが中山記念とか宝塚記念で狙いたい。
外傷により年内休養との噂もあったが無事に出走が出来る状態へ、しかしそのような状態でやれるメンバーではなく宝塚記念も展開と馬場が向いた印象。
オセアグレイト C
【除外対象馬】
クレッシェンドラヴ C
血統的にもめちゃくちゃ有馬の舞台が合いそうな馬、でも能力が足りないかな?
【ファン投票優先出走】
クロノジェネシス S
私に夢を届けてくれた馬、前走は明らかに舞台設定が合わない中での三着は立派、この時期の中山はタフになることが多く、コーナーが得意な当馬にとってこのコースは最高、最終コーナーで溜めた脚が爆発するはずです。
マイナス点としてはやはりファン投票一位で過剰人気してしまうところですかね、、、
個人的にも結構好きな馬、ラストランということもありアーモンドアイの一件もあったので人気はしそうです。しかしサラキアの考察でも述べたのですがエリ女組の有馬記念の成績はあまり良くないです。前走が本来ならラストランだったそうなので今回は積極的には買えないです。A寄りのBといったところでしょう。
実力実績で言えばこのメンバーでも最上位です。
早い上がりが使えて勝負根性がとてもあるので大崩れはしないと思いますが、この舞台自体はあまり合っていない印象です。去年は四着に好走していますが、去年は異質なレースだったので度外視です。大逃げしたアエロリットの影響で差し追い込みがバンバン決まる展開の中での好走だったのでそれならば二着には来てほしかったです。
前走の大逃げを今回もできればワンちゃんありそうですが、JCの反動が不安です。
去年三着に好走していますがやはり展開が向いた印象、四歳世代のレベルが明らかに低いので菊花賞馬だからと言って脳死で買えるほどか?と言われたらはてなです。
しかし、あの超ハイレベルメンバーのJCで六着ならやれる可能性もあるのでこの評価です。
善戦マン、満を持しての池添乗り替わりです。私の本命候補です。
相手なりに走れる半面、抜けるとソラを使ってしまう癖があるのでそこを上手くエスコートしてもらえれば頭まであると思います。叩き二走目でまだ余力はあると思うので頑張って欲しいです。
ミッキースワロー A
中山巧者で着狙いに徹すれば可能性はゼロではない、人気はないと思うので大穴として気になる一頭です。
後編では予想を載せたいと思っています。
次回も何卒。
最初で最後 ジャパンカップ編
皆さん、こんにちわ。チキン南蛮です。
ついに明日世紀のドリームレース『ジャパンカップ』が行われます。
僕自身、本格的に競馬を始めて一年が経ちました。
初めて行った東京競馬場、ジャパンカップ(JC)。雨が降って馬場が悪い中勝ったのはスワーブリチャードでした。
それから2020年毎週欠かさずに中央競馬をやり続けました。そんな中こんなにも早く一生に一度見れるかどうかわからないレベルのレースが開催されるなんて本当にラッキーだと思います。
是非!是非!競馬日興味ない人にも観て欲しいレースです。
「そんなに豪華なのか?」と思う人がいると思うので僕なりに例えを考えてみたのですが、、、
アニメなら
映画なら
『タイタニック』VS『千と千尋の神隠し』VS『アナと雪の女王』
サイゼリアなら
『ペペロンチーノ』VS『ミラノ風ドリア』VS『辛味チキン』
このくらいです(笑)
そうです、スマブラなんです。もう(笑)
良ければ興味のない人も明日の15時40分フジテレビでレースが観れるので是非、歴史的瞬間を体験してみてください。
さて、本題の予想に入ります。
今回のJC攻略の上で最大のポイントは『枠』です。
まず、過去十年の枠順別成績を出してみます。
圧倒的に内枠が有利、中枠の成績が悪く、外も微妙といったところです。
では次に先週と11月28日開催の東京芝レースの枠順別成績を出してみます。
どうでしょうか?明らかに違いがありますよね?外枠の成績が良くなっています。
それもそのはず、今年は台風の影響もあり内側の馬場の荒れ方が例年より進んでいます。
JCと同じ舞台で行われた11月28日東京競馬場7R3歳以上1勝クラス(Sペース)のレース結果がこちらです。
結果的に直線を真ん中~外を通った馬による決着、傾向が顕著に現れたレースになりました。
しかし!しかし!上記のレースとの最大の違いはスーパーG1という事です。超ハイレベルなメンバーでのレースにおいて如実な枠による有利不利は特にないと思います。
イメージとしては枠は特に関係ないフラットと考えても良いでしょう。
以上の点を踏まえて私の本命馬を発表します。
私のJCの本命はコントレイルです。
強いです。理由はそれ以外にありません。
菊花賞からのローテや1週間前追い切りについて疑問視する人が多いですが、そのような常識は天才には関係ないように思います。
まず、現在の育成環境設備の発達により以前まで成績が振るわなかった菊花賞からのローテーションもあまり関係ないです。
そもそも菊花賞からジャパンカップへ出走する馬の母体自体が少ない事もあり、他の3冠馬シンボリルドルフやディープインパクトとローテーション比較するのは意味がないと思います。
また追い切り自体も共同会見で矢作先生と福永Jが揃って「明らかに状態が急上昇した」「競馬が近いのを自分でも分かってるのかもしれない」と言っていたことを信じて1週間前追い切りの不調は問題は無いと判断しました。
対抗はデアリングタクトです。
「内枠ばっかりじゃねーかよ!」と思われるかもしれませんが、内枠でもいいんです。この馬以外の人気馬は基本的に先行する馬しかいません。しかも全馬内枠です。そうなると、もちろん他馬のマークが2頭に集まります(有力馬よりも後ろにいたら単純な速さ比べで勝てるわけがないから)そうなると当馬は中団あたりでスムーズに競馬が出来るようになります。そして直線、マークがそこまで厳しくされないと思うので直線でいい位置を取れれば他の2頭よりも正直能力が劣ると思いますが、展開利を考慮すると勝機はあると思います。さらに3歳牝馬の斤量は53㎏で好成績です。
3番手評価はグローリーヴェイズです。
普通なら考えられない大外枠を3番手評価にしました。例年通りの超高速馬場の東京競馬場では軽視する予定でしたが、今年はそこまで高速馬場にはなっていません。多少タフな馬場が得意な当馬にはプラスであると考えました。
この馬の最大限のパフォーマンスが出来れば3強にも割って入れると思います。天皇賞春ではフィエールマンと接戦、香港ヴァーズでは並々なる強力な馬を抑えて勝利しました。京都大賞典からのローテも悪くはなく、このレースを目標にしてきた勝負気配も感じます。
印としては
◎ ⑥コントレイル
〇 ⑤デアリングタクト
▲ ⑮グローリーヴェイズ
△ ④キセキ
△ ②アーモンドアイ
紐 ①.⑬
以下印をつけた馬を簡単に解説します。
△ ④キセキ
叩き2戦目、フォトパドックを見ましたが、完全に仕上がっています。例年通りの超高速結着には歳を重ねるにつれ適正外で厳しくなってきましたが今の馬場なら大丈夫です。スタートを上手く出て前に着けれれば好勝負に期待できます。
△ ②アーモンドアイ
大好きです。現役最強馬です。
このレースはあまり大金を賭けた大勝負はするべきではないと思います。
特別なレースで嫌な気分にならない程度に楽しんでください。
なんと僕は明日、東京競馬場に行けることになりました。当たらなかった人の分も歴史的レースを目に焼き付けたいと思います。
次回も何卒。
Chrysanthemum 菊花賞編
皆さん、こんにちわ。チキン南蛮です。
今週末は菊花賞。
2週連続無敗の3冠馬が出るのか?こんなチャンスはきっと私が生きている間に二度とないと思います。
先週同様に歴史的瞬間を馬券を当てて見届けたいと思います。
秋華賞と同じ形式で印+見解で書いていきたいと思います。
◎ ③コントレイル
強いです。歴史的名馬だと思います。弱点を挙げるとしたら無敗だということです。普通の馬なら負けるタイプのレースが大体分かるのですが、無敗の馬はどのようなレースをしたら負けるのかが分からないという点くらいでしょうか?
〇 ⑥ヴェルトライゼンデ
コントレイルに勝てる可能性のある数少ない馬です。血統的に兄が去年の勝ち馬ワールドプレミアであることからも人気している反面、夏のクラシック2冠で勝負付けは終わっているように感じますが、前走骨折明けの仕上げきれていない状態での2着、コントレイルを上回る上がり最速は上積みも考慮して相当評価しなければいけません。皐月賞は終始馬場の悪い内を走った結果の凡走であり度外視すると他のレースでは堅実な走りをしており、鞍上は勝負師池添謙一、この馬の最大の買い時のように感じます。
▲ ⑭ヴァルコス
血統的に狙いたい1頭ですね、ノヴェリストに母父ダンスインザダーク母母がウインドインハーヘアという構成でスタミナの塊と言えるでしょう。血統だけでなくその特徴はこの馬の過去のレースからも分かります。青葉賞やセントライト記念で見せたように瞬発力は無いものの長く脚を使えるため勝ちまではいかないと思いますが、馬券内なら全然あると思います。
△ ⑬ロバートソンキー
前走の神戸新聞杯の予想をしていた時に見た未勝利戦、1勝クラスの脚を見て惚れた馬です。菊花賞は天皇賞・春とは違い本質的なステイヤーだけが出走する訳では無い世代戦ですので最後の直線での脚比べになりやすいです。その点から皐月賞を好走した馬が好走することが多いという特徴があります。この馬は残念ながら春のクラシックには出走していませんが脚比べとなったら3着内は全然狙えても不思議ではありません。ステップレースとして相性の良い神戸新聞杯組であることも含め期待しています。
△ ⑧ディープボンド
シンプルにこの馬は強いと思います。しぶといタイプですし、コントレイルのお膳立てと言われることもありますが、ダービーと神戸新聞杯はどちらも崩れてない訳ですしどこかでハマってもおかしくありません。粘っての3着とかですかね?
☆ ⑨アリストテレス
色々調べましたがよくわかりません(笑)
前走の内容が良すぎたため、上積みは見込めなく、無理やりクラシック路線に乗せてきた感が否めません。多分ルメール人気だとは思いますが、クラシック組と戦ったことがないという点からまだ未知の部分があるので抑えで入れたいかなという感じです。
☆ ④マンオブスピリット
京都2勝でどれも上がり最速、京都の舞台が合っているのだと思います。左回りで凡走してからの一変に期待したいと思います。
☆ ⑮ブラックホール
高速決着には向いてないですが上がりのかかる差し決着の展開になれば強いと思います。ゴールドシップ産駒であり菊花賞は舞台的に合っていると思います。
印は以上です。
余裕があるなら3連系の3頭目で抑えてもいい馬(上から順に評価高)
⑯ターキッシュパレス
タフ馬場得意。先週同様に外枠有利?と思いつつも3000mの外枠と天秤にかけると微妙
⑩サトノフラッグ
春のクラシック路線から頑張ってる馬ですが、本番ではあまり結果が出ていない。セントライト記念好走組の結果が振るわない菊花賞では積極的には買えない馬。
⑦ダノングロワール
クラシック組と戦ってない分ワンチャンありそう?能力足りるなら3着あたり。
ホープフルSから応援してきたヴェルトライゼンデが出走する最後のクラシック。
私は◎〇軸の3連単で勝負しようと思います。
あまりお勧めできませんが(笑)
1生に1度の歴史的瞬間を楽しみましょう!
次回も何卒。