東京優駿

『ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になることより難しい』

byウィンストン・チャーチル
(政治家・元イギリス首相)

元より日本でも3冠の称されてるクラシックレースでは

皐月賞…『最も速い馬が勝つ』

菊花賞…『最も強い馬が勝つ』

そして

日本ダービー最も運のいい馬が勝つ
と言われてきました。

3年前に生産された競走馬の中から無事デビューし、その中でも出走が出来るのは勝ち抜き選ばれた18頭です。さらに、当日先頭でゴールを駆け抜けた一頭のみがダービー馬の称号を得ることが出来ます。

日本競馬界で一番の称号を得るのはどの馬か!
様々な視点から分析し、予想をしていきます。

私自身も今年は今のところプラス収支、魔境の夏競馬に突入するまでにプラス域は広げておきたいものです…笑


まず、舞台となる東京2400mのデータからおさらいします。

(重賞ナビ様より引用)
https://navi-keiba.com/coursedata/tokyo/t2400



人気決着になることが多く、人気馬への信頼は高いと言えます。


好成績は内枠です。
穴馬を狙うのであれば内枠の馬が良いでしょう。人気馬に関しては直近5年のダービーでは8枠に入った人気馬が
2021年サトノレイナス(2番人気5着)
2018年ワグネリアン(5番人気1着)
2017年アドミラブル(1番人気3着)
とそこまで悲観する内容では無く、基本的に人気薄が馬券に絡んでいないだけで成績が悪く見えてしまってるという点には気をつけたいです。


血統的には断然サンデーサイレンス種牡馬が有力です。
特にディープインパクト産駒は日本ダービーと非常に相性が良く、直近10年で脅威の7勝(他ハーツクライ1キンカメ2)
去年のエピファネイア産駒エフフォーリアがディープインパクト産駒シャフリヤールにゴール前に僅差で敗れた結果からも分かるようにロベルト系やSadler's Wells等のパワー系の血統では厳しいスピード勝負になることが多いです。
さらに補足すると、ディープインパクト産駒の中でも母父に米国系のスピードが内包されている馬には注目です。


前置きが長くなってしまいましたが…出走馬番順に分析をしていきます

⑴能力指数
⑵血統
⑶枠・展開
⑷調教

能力指数は18頭の各順位
その他はA.B.Cの3段階評価とします。

①アスクワイルドモア(岩田望)

⑴能力指数…5位
⑵血統…B
⑶枠・展開…A
⑷調教…B

②セイウンハーデス(幸)

⑴能力指数…11位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B

③アスクビクターモア(田辺)

⑴能力指数…8位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…A

マテンロウレオ(横山和)

⑴能力指数…18位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B

⑤ピースオブエイト(藤岡佑)

⑴能力指数…7位
⑵血統…C
⑶枠・展開…B
⑷調教…B

プラダリア(池添)

⑴能力指数…9位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…B

⑦オニャンコポン(菅原明)

⑴能力指数…13位
⑵血統…B
⑶枠・展開…A
⑷調教…A

⑧ビーアストニッシド(和田竜)

⑴能力指数…14位
⑵血統…C
⑶枠・展開…B
⑷調教…B

ジャスティンパレス(Mデム)

⑴能力指数…17位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B

マテンロウオリオン(横山典)

⑴能力指数…4位
⑵血統…C
⑶枠・展開…C
⑷調教…B

ジャスティンロック(松山)

⑴能力指数…16位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…B

⑫ダノンベルーガ(川田)

⑴能力指数…6位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…A

⑬ドウドゥース(武豊)

⑴能力指数…3位
⑵血統…A
⑶枠・展開…A
⑷調教…A

⑭デシエルト(岩田康)

⑴能力指数…10位
⑵血統…B
⑶枠・展開…C
⑷調教…A

⑮ジオグリフ(福永)

⑴能力指数…1位
⑵血統…B
⑶枠・展開…B
⑷調教…A

⑯キラーアビリティ(横山武)

⑴能力指数…15位
⑵血統…A
⑶枠・展開…C
⑷調教…C

⑰ロードレゼル(Dレーン)

⑴能力指数…12位
⑵血統…A
⑶枠・展開…C
⑷調教…B

⑱イクイノックス(Cルメール)

⑴能力指数…2位
⑵血統…B
⑶枠・展開…A
⑷調教…B


続いて本命発表です⤵︎ ⤵︎

























以上の点を踏まえて私の日本ダービーの本命は…


ドウドゥースです。

この馬を推したいポイントが3点あります。

1点目はこの馬の強みである「安定感」です。
相手なりに順当に走り、速い上がりを使える点が魅力的です。前走はダービーを見据えた後方待機からの直線で競馬に参加したような形でした。軒並み上位勢が前方の中後方から追い込んでダノンベルーガを差せたのは非常に優秀です。

2点目は「レースレベル」です。
世代戦で特に重要となるのは各ステップレース等のレベル比較です。個人的にこの世代でハイレベルだったと考えているレースは
皐月賞
「朝日杯」
共同通信杯」です。
上記のレース中2つで好走した当馬は当然有力視で問題ないでしょう。

3点目は「 ダービーと朝日杯の関係性 」です。
近年、ダービーでは朝日杯で好走した馬の激走が目立ちます。

2021年ステラヴェローチェ(9番人気3着)
2020年サリオス(2番人気2着)

年々高速化してる東京競馬場、そして適正距離よりも力関係が重要になる世代戦において世代トップレベルのスピードがより求められるようになったと考えられます。



以上が私の日本ダービーの予想です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

良いダービーDayを




次回も何卒。